腎臓再生医療の研究開発生産にフォーカスしたグローバルなスペシャリティーファーマを創造する

Rege NephroのRegeはRegeneration（再生）を意味します。Nephronは腎臓の基本単位ですから、Rege Nephroはまさに腎臓の再生という意味を込めています。

近年、医薬品や医療技術の進展はめまぐるしいものがありますが、腎疾患については例外と言わざるを得ません。腎臓はいったん壊れると症状が進行していく一方で、自身では修復することができません。現在でも腎疾患の根治的な治療薬や有効な進行抑制薬は少なく、重症化すると透析治療と腎移植以外に有効な治療法がないため重要な医療問題になっています。
また透析治療の医療費は年間1.5兆円にも上り、国家の財政を大きく圧迫しています。

弊社の創設者 長船健二は成体内に存在しないネフロン前駆細胞を胎生期の腎臓から初めて同定し、iPS細胞からの高効率の分化誘導に成功しました。
また、このネフロン前駆細胞を腎疾患のモデルマウスに移植することで腎障害の軽減と腎線維化の抑制を初めて示しました。Rege Nephroは長船教授の研究成果を実用化することを目指して設立されました。弊社はネフロン前駆細胞以外にも多数の事業化製品候補を有し、研究開発と生産に特化した腎疾患治療領域のグローバルなスペシャリティファーマの確立を目指し、邁進してまいります。

取締役最高科学顧問（創設者）

代表取締役CEO